バンコクからこんにちは!
バンコク在住13年のブリ子です。
今、小学生の息子が読んでる本に「教会」が度々登場するわけですが、
そこでどうやら「教会」に興味を持ちました。
ならば実際見てみようと言う事で、バンコクにある数少ない大聖堂に行ってきました。
✓今回紹介するのは、『アサンプション大聖堂』
信者でない人も訪問できる時間帯があります。(後ほど説明)
ちなみに、「大聖堂」と「教会」の違いは、
・『教会』は一般的な礼拝所であり、地域の信者が集まって礼拝を行う場所
圧巻の高い天井、美しいステンドグラス、鳴り響くパイプオルガン。
一歩中に入れば、「ここはヨーロッパ?」と思う程の別世界。
この大聖堂は、オリエンタルホテル、シャングリラホテルに挟まれた場所にあります。
タイの美しいお寺はよく見ますが、迫力ある大聖堂もまた新鮮で素敵でした!
そんな「アサンプション大聖堂」の魅力と雰囲気をお伝えします。
それでは~レッツラGo!
アサンプション大聖堂の歴史
・フランス人の設計で、ステンドグラスはイタリアから取り寄せられた
・1984年ローマ教皇ヨハネパウロ二世が訪れる
ここはヨーロッパなのか?@アサンプション大聖堂
大聖堂入り口にある、ローマ教皇「ヨハネパウロ二世」の銅像。
こちらは主イエスの12人の弟子の1人、「ペテロ」の像です。
左手には、主イエスから与えられた「天国の鍵」を握っています。
ミサと一般訪問者へ開放される時間以外は、ドアは閉まっています。
中に入ると外観から想像していた以上に圧倒的な美しさで、思わず息をのみました。
「ロマネスク建築」と言う様式で建てられたそうです。
アーチ状の高い天井、彫刻や装飾がとても綺麗で、ずっと見上げていました。
そして、厳かで静かな雰囲気が何とも言えません。
この日は17時からタイ語のミサがある日でした。
観光客らしい人たちも何組か来られていました。
入り口にはたくさんのお花がありました。
信者は、この貝殻に入った「聖水」で入る際に水を指で取り、自身に十字を切りながら身を清めます。
私がまだ幼かった頃、祖母に連れて行ってもらってた教会でも信者の人たちがしてたなと思い出しました。
この日はスティダー王妃生誕日でした。
ステンドグラスから入って来る日の光が、まるでこの場を包み込んでいるよう。
外が暗くなると、それはそれでまた神秘的な雰囲気に包まれて美しいんだろうなぁ。
ステンドグラスには、「エデンの園」「ノアの箱舟」などの物語が描かれています。
小さな頃に聞かされた物語なので、懐かしい気持ちになりました。
この静かな美しい場所で座っているだけで、心が浄化されました。
ほんの少しの時間でしたが。
座っていたら、パイプオルガンの音が聞こえてきました。
柔らかくて優雅な音色は、まるで聴く人の心を包み込むようでした。
大聖堂の周辺には、大学やカトリックの学校などがあります。
アサンプション大聖堂の場所と行き方
マンダリンオリエンタルホテルから小道を挟んだところにあります。
この大聖堂があるエリアにはヨーロッパ風の建物があり、ヨーロッパ感と東南アジア感が同時に感じられる路地でした。
・オリエンタル船着き場から徒歩数分
アサンプション大聖堂の基本情報
まとめ
間違いなく、ここはタイのバンコクなのですが、一歩中に入ると大聖堂の中は別世界でした。
私のタイ人の友達にも何人かキリスト教信者がいて、何度か教会に呼んでもらった事ありますが、
今回紹介した「アサプション大聖堂」の様な大きな大聖堂は初めてでした。
アサプション大聖堂は、マンダリン・オリエンタルホテルのすぐ近くにあります。
チャオプラヤー川沿いの静かな場所にあるので、周りを散策するのにもおススメです。
土日のみ開放され、ミサの時間以外は一般訪問もできます。
タイと言えば大半が仏教徒ですが、多様性のタイの文化を見てみるのもおもしろい!
では、また!