バンコクから、こんにちは!
バンコク在住11年ブリ子です!
バンコクのインター校で受けれる『奨学金制度』についてまとめました。
ブリ子の娘は、インターの中学校に通っています。
インター校歴は9年。
そして、ありがたい事に、
Scholarship=奨学金
スカラーシップ
制度のおかげで、学費の一部が免除されています。
日本の学校の場合、学費を借りたり、もらったりするには家庭の所得の基準があったり、
条件が厳しいです。
ですが
世界基準では奨学金=返済不要
生徒自身が、その学校の基準を満たしていれば、どの子も制度を受けれるんです。
しかも、中学生もチャンスがあるなんて!
私は、「大学生にだけ」の話だと思ってました。
というわけで、
「バンコクのインター校の奨学金制度」
「娘がスカラーシップを取るまで」をまとめました。
誰かの何かの参考になれば嬉しいです。
それでは~レッツラGo!
奨学金って?
大きく分けると2つあります。
貸与型ー借りることができる。低金利か無利子で返済していく。
給付型ー「もらえる」お金なので、返さなくていい。
日本では「貸与型」がほとんどで、「給付型」は利用条件が更に厳しいです。
バンコクのインター校の奨学金制度まとめ
*学校によって違います
申請できる種類
- Academic
✔英語が堪能である
✔英語と数学で優秀な成績を収めている
✔他の生徒を大きく上回る水準
✔選考基準を満たしている生徒
- スポーツ
✔コーチからの推薦状がある
✔個人またはチームが受賞した競技成績の証明書がある。
✔ゴルフ、水泳、テニスなどもあります。 - 美術 、舞台芸術
✔美術講師からの推薦状がある
✔作品サンプル
✔10年生以上の生徒で、優れた才能と舞台芸術への強い関心
を示すことができるもの
✔舞台経験
✔面接では、様々なアーティストに対する認識度
ギャラリーや展覧会に訪れた経験について話すことが望まれる
- 音楽
✔年齢に関係なく応募できる
✔楽器がABRSMグレード8以上
制度が受けれる学年
6年生~12年生まで。
年齢でいうと、11⁺~16⁺まで幅広く受け付けているようです。
学校によって違います。
7年生と12年のみであったり、10年生と11年生であったりします。
特に学年指定なく、年間を通して在校生、入学生に実施している学校もあります。
試験、査定方法とは
✔審査と面接が行われる。
✔4科目の試験と面接。
✔校長との面接で選ばれることも。
望ましい生徒とは
✔社会的責任への熱意がある
✔学業成績優秀
✔社会奉仕活動、課外活動に積極的に取り組んでいる
✔好奇心旺盛
✔創造的であること
受け取れる給付額
✔入学金授業料全額免除。
✔5%から40%まで様々。
✔審査によって決定されます。
親子で初めて挑んだスカラーシップ
入学時にAcademicスカラーシップ申請。
当時12歳。
娘のインターの場合を書きます。
入学試験+以下の5点の査定+面接です。
提出したものは
✔小学校の通知表(1年生~6年生)
✔指導者からの推薦状(小学校の先生から)
✔800字程度の自己紹介文
(なぜ奨学金を受ける資格があると思うかを書く)
✔小学校の先生に、添削してもらいました。
✔学業に関連した受賞歴がある場合は、その証明書。
以上の5点です。
家にある全ての賞状やら、水泳大会でもらったメダルまで持って挑んだけど
この時、スカラーシップは取れず。
なんて思ったけれど、、、そうは問屋が卸さない。
ですが、まだ望みはあった。
今回は残念だったけれど、毎年1回査定があるから、それを狙ってみてはどう?
と言ってもらえました。
そして、約1年半後
おめでとうございます!
娘さんの努力と勉強への献身により、「奨学生」として認められました。
これまた連絡がいきなり来まして😮
特にテストはなし。
出席日数、日頃の提出物、成績、授業の態度
普段から査定は始まっていたのですね。
1年半ほど在籍して、認められました。
気になる給付額は
20%です。今年1年は、学費から20%の免除です。
学費が高いので、20%、本当に本当にありがたい!!
更に上の制度もあるようで、免除額もアップするようです。
まとめ
”奨学金制度”って「大学生だけ」の制度だと思っていたので、小学校の先生から教えてもらったときは
びっくりでした。
子どもにとっては、自信にもつながるし、親としては、もちろん経済的に助かります。
国籍関係ない。
11歳~受け付けている。
入学後にもチャンスがある。
生徒自身の評価で決まる。
どの子にもチャンスがありますね!