バンコクからサワディーカー!
バンコク在住14年のブリ子です。
タイ旅行中にもし怪我をしたら、、どうすればいいの?
どの病院に行くべきか、治療費はどれくらいかかるのか。
すごく不安になります。
実は、先日バンコクを訪れていた友人が怪我をしてしまい、
私が一緒にいたので何とか助けることができましたが、
もし私がいなかったら、友人もきっと心細かったと思います。
その経験をもとに、この記事では病院選びから治療の流れ、
そして保険がある場合とない場合の費用の違いについて、
私たちの体験をもとにお話ししたいと思います。
いざという時に少しでも安心できるよう
参考にしてもらえたらと思います。
それでは~レッツラGo!
タイの歩道は注意!
怪我のいきさつを少し説明すると…
友人は歩道を歩いていたとき、
低い位置に設置された金属製のメーターボックスのようなものに頭をぶつけてしまいました。
そして、次第に血がポタポタと。。
その血を見て、私が倒れてしまいうそうでした。。。
周りにいた優しいタイの人たちが、すぐに駆け寄ってくれました。
タイの歩道は、日本のように整備されていないことが多く、
突然穴が開いていてビックリする事もあったり、大きな物体が歩道を占領してたりするんです。
タイの病院選び
公立病院と私立病院で対応が全然違う
タイでは、日本のようにどの病院に行っても同じというわけではありません。
値段も大きく変わります。
公立病院は主にタイ人向けで、通訳の方がいません。
外国人には少しハードルが高いかもしれません。
料金が安い分、いつも混雑していて、外国人が利用することはあまりありません。
一方、私立病院はまるでホテルのような高級感があり、日本語通訳や日本人のお医者さんがいます。
ここではタイの富裕層や外国人が主な患者層です。
バンコクの3大病院
バンコクには、日本語で受診できる病院がいくつもありますが、
その中でも特に有名なのが「3大病院」と呼ばれる私立病院です。
サミティベート病院、バムルンラード・インターナショナル病院、
そしてバンコク病院の3つがその代表です。
どの病院も日本人スタッフが対応してくれたり、日本語通訳が常駐しているので、
日本人旅行者でも安心して利用できる環境が整っています。
今回、私たちはサミティベート病院に行きました。
現場から一番近かったことと、私が普段から通っている病院だったためです。
サミティベート病院は、日本人が多く住むエリアにあり、日本人に最も利用されている病院です。
バムルンラード病院や他の病院も利用したことがありますが、
個人的にサミティベート病院がおすすめです。
その理由は、まず日本人患者が多い、そしてスタッフが日本人に慣れていて安心できること。
病院内で多くの日本人を見かけるのって心強いです。
さらに、単純に病院の雰囲気が他の病院よりも好きだから。
とはいえ、緊急時には近くの病院に駆け込むのが最優先です。
日本人窓口や日本語対応のある病院であれば、言葉の壁で困ることも少ないと思います。
サミティベート病院 Samitivej Hospital
日本人が最も多く利用する海外の病院。
・24時間営業
・BTSプロンポン駅から:車で5分~15分 シャトルバスあり
・日本人相談窓口:020-222-122(日本語/毎日7時~20時)
・20時以降の問い合わせ・救急:020-222-222(タイ語・英語/毎日24時間)
バムルンラード病院 Bumrungrad Hospital
高級ホテルのような豪華なインテリアが特徴。
インド系や中近東の患者が多く訪れ、スタッフの英語力も高い。
・24時間営業
・BTSナナ駅から:徒歩10分 シャトルバスあり
・日本人窓口:02-011-3388(24時間日本語対応)
18:00以降の日本語通訳は電話対応
・日本語公式ラインID @bumrungradjp
バンコク病院 Bangkok Hospital
日本の医学部を卒業したタイ人医師たちが設立した、日本人向けの歴史ある医療サービス。
・24時間営業
・BTSトンロー駅から:車で10-15分 シャトルバスあり
・日本人窓口:7時~16時
・24時間日本語対応電話:02-310-3257
サミティベート病院で治療
日本人窓口がどこにあるか尋ねると、スタッフがすぐに案内してくれます。
日本人窓口に到着後、怪我の状況を説明します。
この時、パスポートや保険証の提示を求められましたが、
怪我で緊急だったので、まずは治療を優先して、手続きは治療中に進めることに。
到着から緊急処置室へ案内されるまで、10分もかかりませんでした。
治療の流れ
緊急治療室で5分ほど待っていると、先生が到着し、怪我の部位を確認しました。
結果、9針縫うことに。
その後、感染症予防のために破傷風のワクチンを接種しました。
治療が進む中、同時に保険の手続きも進められました。
言葉の壁も感じることなくスムーズに処置を受けることができました。
保険の有無による違い
今回、友人は海外旅行保険に加入していました。
この保険は、基本治療限度額までならキャッシュレスで治療が受けられるタイプです。
今回は緊急事態だったため、事前にその手続きを行う余裕がなかったので、
治療が終わった時点で保険の手続きが完了してなくて、一時的に自費での支払いを求められました。
担当の方が保険会社とやり取りをしてくれたおかげで、1時間ほど待った後、
審査が無事に通り、キャッシュレスで治療を終えることができました。
翌日も消毒のために病院を再訪しましたが、こちらもキャッシュレスで対応してもらえました。
もし保険がなかった場合、今回の治療費は約13,000バーツ(約55000円)の請求でした。
内訳は9針縫う治療、破傷風のワクチン接種、そして薬代などが含まれています。
このように、タイでの医療費は私立病院の場合、
日本と比べてもかなり高額になることがあるため、保険に加入しておくと安心です。
☆入会金・年会費永年無料
☆海外旅行傷害保険の補償内容が充実(利用付帯)
まとめ
タイの道路は日本に比べて怪我をしそうな場所がたくさんあります。
私も、いつも足元に気をつけて歩いていますが、、実は上も下も注意すべきポイントが多い!
こちらで長く暮らしていると、それが当たり前になってしまいますが、
日本からの旅行者には驚くことも多いかもしれません。
パスポートのコピーや保険証の写真を持っていたおかげで、
スムーズに治療を受けられた事がとても良かったです。
なので、皆さんも旅行中はパスポートや保険証のコピーを持ち歩くことを強くおすすめします。
この記事が少しでもお役に立てたなら嬉しいです。
安全で楽しいバンコクの旅を。
それでは、また!