バンコクからサワディーカー!
バンコク在住14年のブリ子です。
朝の犬の散歩。
中1の息子と途中まで一緒に行くことが、
最近ちょっとした日課になっているのですが。
「行ってらっしゃい!」と声をかけると、
面倒な表情をしつつも、何度も振り向いて手を振る姿が可愛らしい。
その表情にふと幼さが見え隠れすると、
「あぁ、まだこんな一面があるんだな」と胸がじんわり温かくなる。
息子がムエタイを習い始めて2年ほど経ち、ついに初代グローブがボロボロに…。
そろそろ買い替え時かなと思い、タイで人気の大型スポーツ店「デカトロン」へ行ってきました!
「ボクシンググローブとムエタイグローブって、違うんですよ。」
デカトロンの店員さんにそう言われ、思わず「え、そうなの?」となりました。
さらに、グローブのサイズ選びや、ムエタイグローブ特有のポイントについても教わりました。
今回のブログでは、そんなムエタイグローブ選びで学んだことと、
スポーツ用品が何でも揃う大型店「デカトロン」をご紹介します。
それでは~レッツラGo!
スポーツ用品なら何でもある!デカトロン
スポーツ用品が必要になったら、我が家の定番行き先は DECATHLON(デカトロン)!
バンコクに数店舗あり、アクセスも便利なのでよく利用しています。
デカトロンの魅力は、なんといっても品揃えの豊富さ!
サッカー、テニス、水泳、キャンプ用品など、あらゆるスポーツ関連グッズが揃います。
さらに、店内は広々としていて商品が見やすいのも嬉しい。
迷ったらスタッフさんに相談すれば、親切に対応してくれます。
しかも英語が上手なので安心!
初心者から上級者まで満足できる品揃えのデカトロン、スポーツ好きの方にはぜひおすすめです!
👇こちらにデカトロンについて詳しく書いてます。
ムエタイグローブとボクシンググローブの違い
今使っている息子のグローブ、タイの通販サイトでポチっと買った500B(約2,000円)くらいのもの。
何の問題もなく使えてたんですが、ボロボロになってきたので、デカトロンへ。
グローブ売り場に着くと、値段はだいたい500Bくらいから高いものは5000Bくらいまで。
見た目も同じっぽいし、「どれでもいいかな」と適当に見ていた私。
ここで、店員さんに「ムエタイをやってて、グローブを買いたいんだけど」と相談。
適当に買って帰るところでしたが、
店員さんのおかげでムエタイグローブとボクシンググローブに違いがあることを知りました。
ちなみに、ムエタイグローブの代表的なブランドには、TWINS、WINDY、Fairtexなどがあります。
写真で見るムエタイグローブとボクシング用グローブ
左がムエタイ用、右がボクシング用。
ムエタイ用グローブ
ムエタイはキックや肘、膝蹴りなど、パンチ以外の攻撃もある格闘技。
そのため、ムエタイグローブには独自の特徴があります。
まず、親指の位置が少し開き気味に作られているのがポイント。
これにより、手のひらを広く使うことができます。
首相撲(相手の首をつかんでコントロールする動作)で相手をしっかりつかむのに役立ちます。
下がムエタイ用、上がボクシング用です。
手首部分は楕円形で丸みがあり、硬めの構造になっています。
この設計は、キックや肘打ちなどの激しい攻撃を受け止める際に、手首を守るためだそうです。
ただし、手首の固定感はやや緩めで、首相撲などの動作の自由度を優先しています。
ボクシング用グローブ
一方、ボクシングはパンチのみで戦う競技。
グローブもその目的に特化しています。
手首部分は平らで、パンチの際に手首がしっかり固定されるように作られています。
この強い固定感が、パンチ力を支える重要な役割を果たしています。
また、親指は手の構造に密着する形になっていて、拳を握り込む動作がしやすい設計。
これにより、拳を固めた状態で強いパンチを繰り出せるようになっています。
サイズ選びで気をつけたいこと
私、グローブって手の大きさでサイズが決まると思ってました。
ムエタイやボクシングのグローブはオンス(oz)という単位で分けられていて、
これはグローブの「重さ」を表しています。
手の大きさじゃなくて、体重や用途に合わせて選ぶのが基本なんですね。
オンスが大きくなるとどうなる?
- グローブのパッド(クッション)が分厚くなる
- サイズ感も少し大きくなる
- 重さが増えて、拳をしっかり守ってくれる
例えば、体が大きい人やパンチ力が強い人には、重めのグローブ(14ozや16oz)が適しています。
これは拳をしっかり守りつつ、スパーリングなどで相手へのダメージを軽減できるからです。
一方、軽いグローブ(8ozや10oz)は、子どもや女性、小柄な人に向いています。
また、プロの試合ではこの軽いグローブが主流で、
素早い動きや攻撃力を活かすのに適しているのが理由です。
スパーリング用には、
相手へのダメージを抑えるために少し重めのグローブを選ぶのが良いとされています。
相手に優しいパンチになりますからね!
オンスごとの重さと目安
- 8oz(227g):小柄な人や子ども向け
- 10oz(283g):一般男性用の基本サイズ
- 12oz(339g):万能タイプ、スピード&保護のバランスが◎
- 14oz(396g):スパーリングに最適、拳と相手をダブルで守る
- 16oz(453g):手が大きい人や本格的なトレーニング用
グローブのサイズチャート(体重別の目安)
Fairtexが出しているグローブのサイズ目安表です。
まとめ
「どうせ続くかわからないし、安いやつでいいか~」と適当に買った初代グローブ。
ところが、うちのムエタイ少年(息子)、ちゃんと毎週通ってる。
体も引き締まり、肩幅も広がって、なんだか頼もしくなってきました。
ムエタイとボクシングではルールも違うので、グローブも別物。
ムエタイグローブは柔軟性があり首相撲向け、ボクシンググローブは手首の固定感がバッチリ。
試着してフィット感を確かめるのも大事で、特に手首がブカブカだとケガの原因になるそうです。
スポーツ用品なら何でも揃うデカトロン。
広くて見やすいし、店員さんは英語が上手で親切だから初心者でも安心です。
では、また!