【タイ暮らし】タイに関する豆知識、タイ人とジャスミンの花輪(マーライ)

バンコクからサワディーカー!

バンコク在住14年ブリ子です。

 

タイの街角を歩けば必ず目にする、「ジャスミンの花」。

とても優しい香りがする白い花ジャスミンは、タイでは母の象徴とされています。

そして街角で売られているのは、そのジャスミンの花を使った花輪(マーライ)。

マーライは特別な日だけでなく、日常のさまざまなシーンで大切にされ、

タイ人の生活に深く溶け込んでいます。

今回は、そんなジャスミンの花輪「マーライ」の魅力をお届けします。

興味のある方は、タイで見つけたらぜひ手に取ってみてください。

街を歩いていれば、どこかで見かけると思います。

 

それでは~レッツラGo!

 

ジャスミン×タイ

3月~9月の暑い季節から雨季にかけて咲きます。

花飾りはもちろん、香水やお菓子つくりにも使われます。

ジャスミンはつぼみの状態で摘まれるとほんのりかおる程度ですが、

花びらが開くとより強い香りになります。

ジャスミンの木に近づくと、風に乗ってふわーっと良い香りがしてくるので、

「あ、ジャスミンの木が近くにあるな」って感じることができます。

また、咲き終わって散った白い花が床一面に落ちているのも白いじゅうたんの様で美しい。

掃除する人は大変ですけど。。

タイ人にとってマーライ(花輪)は特別な存在

日常生活で、結婚式や誰かに感謝する時など、

さまざまなシーンでマーライは使われています。

例えば母の日にや先生に感謝する日に贈ったりします。

特別な日でなくても、車のミラーに吊るしたり、お寺への供花としても使われています。

タイ人にとって、とても身近な存在なのです。

私もときどき買って、近くの神様にお供えし、手を合わせます。

これくらいの手の平サイズのマーライは10Bほどで買えます。

大きなものは1mくらいの大きさまであります。

ジャスミン×黄色いマリーゴールドが鮮やかでかわいらしい。

1つずつ丁寧に糸に通して作られます。

赤いバラのバージョンもあります。

タイでは、どの建物の敷地内にも祠(ほこら)があります。

お店や学校、マンションなど、どこでも見つける事ができます。

タイではどこにでも神様がいると信じられています。

なので、新しい建物を建てる時は、その土地に昔からいる精霊に

「この場所を守ってくださいね」

と言う意味を込めて祠を建ててお祈りします。

私のマンションにもこの祠はあって、時々マーライを買ってお祈りします。

祠には、お線香やお水、果物などがお供えしてあって、いつもきれいに管理されています。

 

まとめ

タイ人にとってジャスミンの花は日常生活にかかせません。

私が初めてタイに来た時、タクシーやツアーで乗ったバンで、

鼻をくすぐるあのふんわりした香りを感じました。

きっとミラーに花輪(マーライ)が吊るされていたんでしょうね。

みなさんも、タイに来られたらきっとどこかでふんわりジャスミンの香りを感じると思います。

アロマ、お菓子、お茶など、さまざまな形で楽しめます。

また、マーライをお土産にしたい場合は、生花で作られたマーライは難しいですが、

石鹸やプラスティックで作られたマーライが売られています。

ドアのノブにひっかけたり、どこかに吊るしたりして、

日本でもタイを感じられる思い出のアイテムになりますね。

では、また!