【タイ版】【Netflix】色んな言葉が心に刺さる。実話ドラマ『洞窟レスキュー物語』Thai Cave Rescue

バンコクからこんにちは!

久々に、一気に見終わってしまうドラマに出合いました!

『Thai Cave Rescue』

先日、エムクオで宣伝イベントやっていたんです。

それで気になったので見たら、めちゃくちゃ良かった!

洞窟に閉じ込められた少年たちを救う

『洞窟レスキュー物語』です。

実話です。

タイ版Netfilexで、9月22日から配信中。

あらすじや、私なりの感想など書いてみました。

少しネタバレあります。

それでは、レッツラGo!

 

タイ版Netflixで9月22日~配信中。

日本語吹き替えもあるのは、ありがたいです。

我が家では、日本語吹き替え+英語字幕で見ました。

子どもと一緒に見るのもおススメです。

見終わったあと、ギュッと抱きしめたくなります。

 

映画やドラマは、見る人によって”感じ方”は違うと思います。

本などもそうですよね。

私は、このドラマ、すごく感動しました。

タイの人たちの「国民性や文化」、「家族とのあり方」、「仏教との関り」、

「困難な時の乗り越え方」など、タイならではの場面がたくさん詰まってます。

早い話が二児の母は、涙腺崩壊しましたー。

それでは、あらすじを見て行きましょう。

『Thai Cave Rescue』洞窟レスキュー

あらすじ

2018年6/23雨季、タイ北部のチェンライ県で起きた出来事です。

サッカーチームの11歳~16歳の少年12人と25歳のコーチが練習後、「タムルアン洞窟」に入りました。

その直後、モンスーンによる洪水で洞窟の一部が浸水し、出口がふさがれ、

彼らは洞窟の奥深くに閉じ込められてしまいました

連絡がとれなくなって約10日後、洞窟の入り口から約2.5 ㌔離れている場所で、彼らを発見します。
彼らが生きていたのは「奇跡」だった!
そこから救出を試みるが、降り続ける大雨、洞窟内の水は10億リットル以上に増え続けます。
世界中の人々の関心の中で、国際的な救助隊を巻き込んで、大規模な「作戦」に拡大します。
人間VS”かいぶつ”との「約18日間の戦い」のドラマです。
エピソード6まであります。(6時間)

約2分に”ギュッと”まとめられたトレーラー

少しネタバレわたしの感想

洞窟から子ども達を救出する中で、色々な親子関係やその背景、大人たちの”葛藤”など

「人間ドラマ」も見れるのが良いところ。

私が特に印象に残ってるシーンがあります。

洞窟に閉じ込められた子供たちの家族が集まる場面です。

「ある方法で救出」するために、家族のサインが必要でした。

 

そんな中、1人の母親が、上手くいかない救出のいら立ちや不安から、輪を乱します。

Kisa Gotamiのお話

そんな彼女が向かったのは、「お寺」でした。

この辺りも”タイっぽくて”好きです。

そして彼女は、お坊さんから「Kisa Gotami」と言う人のお話を聞きます。

Kisa Gotamiは、お釈迦様の時代に幼い子供を失くした母親です。

それを受け入れられなかった彼女は、動かなくなった我が子を抱え
「治す方法はないですか?」と狂ったように村中を訪ねて回ります。

もう死んでいるのに、誰の言葉も聞く耳を持ちませんでした。
そして、お釈迦様に出会うのです。

お釈迦様が言いました。

これから町へ行って、ケシの種をもらって来なさい。
そしたら、薬を作ってあげる。

ただ、一つだけ条件がある。
そのケシは、今まで死人の出なかった家からもらって来なさい。

死んだ子供を抱え、町で一軒一軒訪ねて回ります。

うちは、夫を亡くしました。
うちは、昨年父が死にました。

死人を出した事のない家はどこにもありませんでした。

そして、お釈迦様の所に戻ったKisa Gotamiは、
やっと我が子の死を受け入れます。

彼女は、「死ぬのは子供だけではなく、人はみな死ぬのだ。
と言う事を、お釈迦様から教わったのです。

そして、Kisa Gotamiのお話を聞いたその母親は、ある「決心」をします。

同じ「母親」の私としては、心が締め付けられるシーンです。

迷い深い私たちに「真実」を導いてくれる「仏教の教え」。

タイは「仏教の国」と呼ばれるほど、「仏教の教え」が根強いですがこのドラマでも、そういった場面がいくつも見れます。

たとえば、「瞑想」が閉じ込められた13人の危機を救いました。

たくさんの学校で、閉じ込められた13人のために授業を中断し、祈りを捧げました。

日本で「宗教」と言うと、何だか”怪しい”と思われてしまう所もありますが、

タイ人にとっては、なくてはならない存在で、一丸となって祈りを捧げる場面は、とても心打たれたました。

そう、ただの「脱出劇」だけではなく、素晴らしい「人間ドラマ」も見れるのです

キャストについてトリビア

 考古学者として出演している、タイ王国の美人女優でモデル
ウッラサヤー・セパーバン(Urassaya Sperbund)さん。

愛称は、”ヤーヤー”。

どことなく加藤ローサさんに似ていて、「美人やわぁ~」と見惚れていたんです。

それもそのはず、何と彼女、「世界で最も美しい顔100人」に選ばれた事があるらしいんです☆♡

サッカーのコーチ役で出演していた、笑顔がチャーミングなイケメン俳優Papangkorn君。

愛称”ビーム“君。

2022年3月、25歳の若さで亡くなられたそうです。

私は、この「Thai Cave」 で初めて彼を知り、そして亡くなった事も同時に知りました。

まとめ

タイ版Netflixで配信中の、『Thai Cave rescue』の紹介でした。

☆モンスーンの洪水の影響で、洞窟に閉じ込められた13人のサッカーチームの少年たち。

☆誰もが死んでいると思っていましたが、約10日後に、奇跡的に13人全員の生存確認ができました。

でも、そこからが苦難の連続でした。

10億リットルもの洞窟内の水をどうするか。
酸素の問題。
降り続ける雨量。

次々と出てくる困難は、一難去ってまた一難。

「雨季」の雨は本当に恐ろしい、自然の怖さを思い知らされる映像ばかりでした。

迫りくるリミットの中で、ぶつかり合う人たち。

「人間ドラマ」が見れるのも、このドラマの見どころです。

このドラマを通して、学べる事がいくつもありました。

気になった方は、ぜひ!

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